ニコン初、ミラーレス一眼レフ、ニコンZ7を購入、後悔も良い事も
ニコンからミラーレス一眼レフ、ニコン(nikon) Z7が発売されました、私はニコンD850ユーザーでして、散々悩んだ挙句、半分衝動買い的な感じで買い替えました。d850発売時に比べニコンZ7は売れ行きよくないのか、発売日の2018年9月28日午前11時に届きました。今回はニコンZ7を購入して、後悔、良かった事を書きたいと思います。
ご検討中の皆さまに、参考になればと思います。

 

ニコンD850からニコンZ7への買い替えは正解だったのか。

微妙な所ですが、あえて正解と言っておくべきでしょうか、理想は両方持つことですね、でも先立つものがね、なかなか高価な買い物ですから、正直私の心の中にはD850ロスは存在します。
そして暫く、ニコンD850ロスの感情は続くのかもしてません…

 

しかし、ニコンZ7の良い所も沢山ありまして、その辺りをの事もまだ届いて1日ですが、書いてみたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

ニコン(nikon)z7で夜景を撮影、実写、レビュー

(画像クリックで拡大表示)

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この写真は、取り急ぎ自宅バルコニーからブルーアワーの街の様子を撮影したものです。
使用レンズは、Nikkor Z 24-70mm F4.0S、純正のニコンZ7用レンズですね、今回新しくなった、ニコンZマウント用に開発された標準ズームレンズです。
それぞれ、F13~F16でISO:64 スローシャッターで撮影15秒から25秒位です。

 

解像度がとても良い

おそらくミラーレス純正レンズの影響だと思います。
ニコンD850にCarl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2付けて撮影した時に近い解像度だと感じます。

 

色のりが良い

これはおそらく感覚の問題ですから、正解不正解は個々で感じ方が違うと思いますが、撮ったままの画像を見ると、D850より、色の濃さとか、表現が違います。
キャノンではないですが、印象色のような味付けしているのかな?ってすこしだけ感じました。

 

コントラストが高い

これも、厳密にはなんとも言い難いことですが、D850にCarl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2を付けて撮影した時と同じ位のレベルかもしれないと感じます、Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2は本体価格安くても36万円位のレンズですから、ニコンZ7の実力は本物?だと思うのですが…

 

撮影が楽ですね

今回の夜景は、しっかり三脚使って、サイレントシャッター+3秒のタイマー撮影ですが、なにせファインダー覗いている状態のまま、カメラの設定を変更することができるのは、とっても楽だし、狙ったイメージに近づける?かもしれませんね。

 

ここが凄い、ミラーレス一眼レフ、ニコン(nikon)Z7

まずは、ここが凄いって事から書きます、そのあと後悔、ガッカリも書きますので、最後まで読んでくださいね。
ニコンD850と性能値がほぼ同じで、ニコンの公式サイトでもやたらと、「D850と同等」なんて書いてあり、ん?D850のミラーレス版って誰でも思ってしまうと思うのですが、これは、メーカーがD850ユーザーをターゲットにしているのか、それともD850が優れたカメラだから、同等、という言葉を使っているのか不明ですが…
私が受けた印象は、味付けが違うカメラって感じました。
従来のニコンから脱皮する?なにか未来のニコンはこんなカメラを創ってゆく!ってメッセージも感じますね。
少し触れましたが、記録色から印象色をテイストに取り入れているように感じるのは私だけだと思うのですが、ニコンが考える記録色性能をベースに少し色付けされていると感じてしまう私です。

 

ニコンZ7、電子ビューファインダーが凄い


画像クリックで拡大表示されますが、睫毛にピーキングと拡大表示機能を使ってピントを合わせてます。ニコンZ7+FTZ+Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2で撮影。

 

さすがニコン、このあたりは期待を裏切らないですね、ファインダー上にセンサーが付いてまして、ライブビュー状態でも、ファインダーに目を近づけると自動で電子ビューファインダーに切り替わります、節電等考えて設定をしたいところ、①ファインダーのみ、②ファインダーと液晶画面両方、③液晶画面のみ表示、④ファインダー優先モード、4つのシーンから選べるので、撮影被写体で使い分けをすれば、心配なバッテリー対策になりますね。
また、とっても自然な見え方です、光学ファインダーをずっと使ってきた私には、設定を変えるとファインダー内の画像が反映されて見えるのが、新しいおもちゃを買ってもらった時のような喜びでした(汗
タイムラグをたまに感じながらも、とにかくミラーレスが凄いのか、ニコンZ7の電子ビューファインダーの仕上がりが良いのか、おそらく仕上がりが良いのだと私は思ってます。

 

ニコンZ7、軽さは最大の武器であるのだw

先日、沢歩きして秘境の滝に行きましたが、ニコンD850は、このような場所への撮影では少し厄介なサイズ、重量と切に感じざるを得ない経験をしました、因みにその時はすでにニコンZ7のオーダーは入れてましたので、ニコンD850での最後の撮影となりました。
ニコンD850、Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2、AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED、3本のレンズとD850ですので、それでも沢歩くには初心者の私には完全にオーバー装備、そしてGitzo マウンテニア3型ロングですので、最悪の事態でした。
さて、小さくて高性能で軽いカメラ、やはりニコンZ7でしょ、軽さは最大の武器なんです。
ずっと、車で移動で、あまり大きさ重さを意識しない撮影が多かったので、ニコンD850は最高の相棒でしたが、ニコンZ7に変えたことで、撮影エリア、ジャンルが広がりそうです。

 

ニコンZ7、D850での要望してた機能が手に入った

・ピーキングがファインダーでできる。
D850は、光学ファインダーですので、ピーキングなんて望んではいけませんが、あったらいいな!って思ってましたが、ニコンZ7は電子ビューファインダーですから、ライブビューでもファインダーでもできますね、ピーキングの好きな所は、ピントが合った場所が流れるように見えれることです。
ちょっと手前に合わせたりといった微調整ができるので楽しいですね、ポートレートでは、瞳にしっかり合わせたり、睫毛にしっかり合わせたりって事が絞り解放または1段絞ったくらいでできるので、楽しい機能です。光学ファインダーのニコンD850はライブビューでこの機能を使えるので重宝してましたが、ニコンZ7はファインダーでできるのはとっても嬉しい次第です。

 

・手振れ補正がカメラについている
単焦点レンズ派の私にとってこれが1番嬉しいですね、本当にソニーα7rⅱに何度買い替えようかと思った位、欲しい機能です。
でも私はニコンファンですので、踏み切れなかったですね。

 

さて、まだまだ沢山ありますが、この辺で後悔、ガッカリ、残念な事を書きたいと思いますよ。

 

ニコンZ7を購入、後悔、ガッカリ、残念な事

・水準器の形状
まず、D850のライブビューで表示できる水準器ですが、ニコンZ7では、電子ビューファインダーでも同じ水準器が表示されますが、手持ちで撮影する時は結構邪魔です、D850ではファインダー側では、下の部分に平行、右の部分に水平がでていたので、ピント合わせたり微調整の時は邪魔になりませんでした。

 

・記録カードがワンスロットで安ぽい

ニコンz7は記録カードはXQDカード、これ高いんですね、64gbで1万5千円以上します、D850ではXQDとUSBのダブルスロットルでしたが、ニコンZ7はXQDのシングルスロットルです、凄く心配です、カードがクラッシュしたりしたら、バックアップが無いわけで、心配でしょ?
しかも、出し入れがプッシュ式で、D850のようにボタンで取り出しではないんですね。
とっても、「残念」

 

・AI AF NIKKORレンズがMFでしか使えないこと
個人的にですが、大好きなAi AF Nikkor 85mm f1.4D IFがMF(マニュアルフォーカス)でしか使えないんです。
絞りはちゃんとカメラで設定できますが、AFが使えないのは残念で仕方がありません。
「残念」
8514Gに買い替える?いやいや、正直Gレンズにはがっかりしているので、買いませんよ、ニコンZ7に買い替えた理由の最大の要素は、FマウントのNikkorに対する期待が薄れたからなんです。新しいEレンズは性能も上がってますが、今後GレンズがすべてEレンズ化されるのか疑問です。
設計が自由と言われているZマウントSラインの方が性能が良いレンズがでてくるのではないかと思うのです。

 

ニコン(NIKON)Z7を買って良かったのか。

まだ使い込んでいないので、ここで結論は出せませんが、お金に余裕がある方は通常の一眼レフと併用が好ましいと思います。
私の様に余裕がない人は使い込みましょう!って結論になっておりませんね。
注目するべきは、今後のNikkor Z Sラインレンズですね、この2年間の製造予定が公開されていますが、残念なのはF1.4以下の単焦点レンズの製造予定が2本しかないことでしょうか、私のような単焦点レンズ派にとって残念つて事ですね。
Noct 58mm F0.95なんてレンズが来年発売予定に入っておりますが、下手すれば100万円超えるのではないでしょうかね、ライカが出せば130万円超えでしょ?しかも三脚座が付いている位巨大なレンズで、ミラーレス一眼レフの強み(軽さコンパクト)に合わないですね、恐らくNoctは技術の象徴的なレンズで実用性は厳しいかなって思います。
ライカのような、小型コンパクトで明るいレンズは作れないのだろうかって疑問がのこります。
期待は、50mm F1.2単焦点と、70-200mm f2.8の望遠ズーム、そして14-24mm F2.8の超広角ズームですね、24-70mm F2.8の標準ズームもとっても欲しいすが、また巨大で重いレンズなら私には、まったく興味はありません。
キャノン並みの大きさでないと、ミラーレスを使う意味がないからです。
それなら今回買ったF4で十分です。
結局、レンズにカメラが付いているって、アンバランスなスタイルが続くのだろうかと不安ですね、もしそのような未来が見えるなら、私は今持ってるレンズ15本全部売って、ライカに変えると思います、例えレンズ2本しか買えなくても、小型軽量で性能重視って考えると、そんな結果になるのだろうと思います。
さて、まずは現行のNikkor 35mm f1.8Sでも買ってみて、3514Gと比べてみるとかで、自分なりに判断してゆこうと思うのです。

 

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