Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2は解像度、コントラストがとてもいいですね、実写レビュー
なかなか超広角レンズを持って出かける機会がないまま、防湿庫にしまいっぱなしのレンズ、Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2を持って近所にお散歩がてら写真を撮ってみたのでした。(実写、レビュー)
久々なので、ファインダーを覗くと、広さにびっくりですね!
超広角はやはり凄いですね、目で見ている世界とは少しだけ違った絵が撮れますよね。
実は、AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G EDも持っているのですが、今回は18mm単焦点レンズだけ持って行かないと、あれこれ浮気心がでてきちゃうでしょ、といいつつ、もう1本はAi AF Nikkor 85mm f1.4D IFをカバンに入れて少しだけ撮ってみたのでした、別の記事でAi AF Nikkor 85mm f1.4D IFのレビューを書きます。

高コントラストな1本ですね、Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2は

まず、Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2はMFです、Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2と同じようにピントリングだけが回転しますので、とても軽くてピント合わせがしやすいんですね、超広角ですから手振れの心配もかなり少ないので、とっても扱いやすいレンズなんですね。
ニコンD850のピーキング機能に頼ることなく、今回は撮影をすることができました。絞りはf2.8~f5.6位で撮影をしてます、f2.8の超広角レンズですから、あまり背景がボケたりといった事はありませんので、絞り解放でカシャカシャ撮りました、被写体に接近すればちゃんと背景はナチュラルにぼけますが、今回は街のスナップ撮影感覚でしたので、背景がボケてる写真はありません。

 

Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2で撮影、レビュー
Nikon D850-Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2で撮影。
SS:1/320 f/2.8 ISO:64

 

Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2、実写レビュー
Nikon D850-Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2で撮影。
SS:1/100 f/2.8 ISO:64

 

これが18mmの広さですって感じの写真を撮ってみました。このビルはそれぞれマンションにしたら50階建て以上の高さがありますのが、すっぽり入りますよね、大三元ズームのAF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G ED、14mmですと更に凄い広さになりますよ!

Jpeg撮って出しでもOKなレンズですね、Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2は。

今回はRAWで撮影をしてますが、調整したのは露出のみです、微調整をしましたが、あとはほぼいじってない画像です。
Carl Zeissのレンズを使い始めてから、ほとんどLightroomは使わなくなりました、あまり必要がないというか・・・いちいちカメラキャラブリティーを変更するのが面倒なことと、D850の設定が反映されてない画像が表示されるので、Lightroomは最近あまり使っていないのです。
なんか、最近感じるんですけど、画像投稿サイトなんかで、Adbeソフト使いすぎでしょ?って、こんな色、不自然でしょ?とかっていう作品を多く見かけましてね、私も初めてLightroom使った時に、かすみ除去して、色を強調したり・・・最終的には訳がわからん、って状態になったことを思い出します。
せいぜいピクチャーコントロールの微調整、露出(EV)、ホワイトバランスをいじる程度で済むなら、有料ソフトはいらないですよね。
本来なら、余程の事が無い限りJpegできちんと撮影設定を勉強するべきなのだろうと、最近よく思うようになりました。
でも失敗が怖いからついついRAWで撮影している小心者です、私。

 

Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2で撮影、レビュー
Nikon D850-Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2で撮影。
SS:1/100 f/2.8 ISO:64
コントラストが良いと思いますが、いかがでしょうか?
ガラスに映り込んだ景色や、様々な明暗差がある光が写ってますよね。

 


画像をクリックすると拡大しますので、是非、見てください。
光と影がきちんと映ってます、Carl Zeissのレンズは、金属や石材に映る光の明暗をきちんと再現してくれるところがさすがだと思います。
シャドー部分の粘りが良いというか、日陰だとか、ちゃんと写るんですよね。
Lightroomでシャードー、黒色を持ち上げなくても、露出を少し調整するだけで、EV-0.3とか+0.3とかですね、その程度で私としては満足をすることが多いのです。

 

Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2

 

Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2

Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2の良い所って

例えば、出目金レンズではないので、取り扱いが少しだけ楽ですよね、そしてレンズの保護フィルターの口径が77mmですので、そんなに高価ではないフィルターも使えます。
但し、Carl Zeiss純正のUV保護フィルターはケンコーやMarumiと比べると結構価格が高いのは事実です、ですが、レンズと同じコーティングをしているので高価なのも納得なんです。
NDフィルターが使えるので、滝や渓谷で流れる水を撮影する時に便利ですね、花火撮影もNDフィルターが使えるので便利です。
PLフィルターも当然使えるので便利ですね!
Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2の欠点は!
「それは、価格が高い事」につきますね。
22万円前後しますので、AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G EDよりAF-S Nikkor 24mm f/1.4G EDより少し高いんですよね。
それにUVフィルターですから、AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G EDと比べると3万円以上は高い事になります。
それじゃ~AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G ED買ったほうがイイよねってなるのが普通ですよね。

 

Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2は、とてもコンパクトで軽量なんですよ、ですからカバンに入れてもあまり気にならないのです、AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G EDは口径も巨大でしっかり重量級ですから、今日はこれ使うぞ、これで撮影するぞぉ~って、気合入れてバッグにいれますが、Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2は一応、超広角レンズも入れておこうって感覚でバッグに入れる事ができますね。
それとAF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G EDも超高性能ですが、Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2も甲乙つけがたいレンズの性能です、ただでさえ単焦点レンズですから、写りは当然いいですよね。
そんな理由で、私はCarl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2を購入したんです。
それとCarl Zeissが大好きだということですね。

 

Carl Zeiss Milvus 2.8/18 ZF.2

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