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屋形船の光跡を写す、300秒のドラマ

(公開: 2019年12月25日)
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良く見る写真ですが、隅田川をゆっくり進む屋形船の光を線で光跡として写している写真があります。この様な写真を撮るには2つの方法があります。今回はどうんな風に撮影をして仕上げるかを解説させていただきます。

 

長秒露出、スローシャッターを使います。

必要な機材は、三脚、レリーズ、NDフィルター(無くてもOK)が必須となります。
レリーズに関しては安いリモコンタイプで充分です、微速度撮影(タイムラプス)機能がついているのもありますが、とても高価ですので必要ないと私は思います。
バッテリーの予備、ペンライト等は夜景撮影では必須ですから当然装備に入れて下さいね。
通常撮影と違いスローシャッターですので消費電力はかなりかかりますので、バッテリーの予備は必ず持って行きたいですね。
また、
Raw現像ソフトとしては、Adobe LightroomとPhotoshopが必要となります、Photoshopだけでもちゃんとできますが、私の解説を読まれる方はカメラ初心者の方だと前提をしてますので、2つ必要となります。Luminer4でもできます。
あとは無料で使えるソフトもあるようですが、英語版だったりしますので、Adobe Creative CloudでLightroomとPhotoshopが使える月額980円プランがお勧めです。

①Aモードで撮影をする場合。

私はニコンですのでAモードですが、各カメラによって呼称が違います。
露出優先モードがAモードです。
私の設定を書きますのでご参考になれば幸いです。
ISO感度は64又は100です。常用ISO64はニコンですと、D850とZ7のみだと思いますので、ISO100で良いかと思います。
スローシャッターですので、ノイズも出ますからあまりISOは上げたくないですね。
シャッター速度は30秒を目標とします。
Aモードですから、絞りを上げて行くと、上げると言うか数値を大きくして行くと、連動してシャッター速度が遅くなって行きますね、この設定方法は滝を撮る時なんかも同じですので覚えて下さいね。
ピントはどこにあわせているかというと、比較的明るい所に合わせてます。
AF(オートフォーカス)が普通に作動する明るさの場所にピントを合わせてます。
液晶画面を見ながら、絞りを上げてゆくと、シャッター速度が遅くなって行きますが、28~30秒位のところで微調整します。
f16位になると場合によっては、露出計がアンダー(-表示)になっていることがあるので、その場合は絞りを少し戻してみます。
まず、この状態で1枚試し撮りしてみます。
そこで、露出補正をしたり、ホワイトバランスの調整をしたり、ピクチャーコントロールの調整をします。
ここからが重要でして、シャッターを連写モードにします、スロー連写モードですね。
この連写モード、スローにしますと、ほぼ切れ目なく30秒毎に連写してくれます。

②Bモード(バルブモード)

Bモード(バルブモード)とは、シャッターのモードです。
シャッターを押している間はずっとシャッターが開いている状態になるモードです。
花火撮影で使う事が多いバルブ撮影、Bモードです。
このBモードでいきなり上手に撮るのは難しいです、上級者向けの撮影方法です。
ただ、Bモードで撮影した写真は、光跡にまったく切れ目もないですし、とても美しい仕上がりになります。
私も以前はBモード撮影してました、何故なら、私は元々天体望遠鏡で星雲を撮影したりしていたのです(フィルムカメラ時代)
ですからシャッター時間が1時間2時間って普通に撮影をしてました。
デジタル一眼レフは、カメラに様々な機能がありますし、便利なソフトが沢山あるので、
まずは、①のAモードで撮影を練習してからBモード撮影をしてみたらいかがでしょうか。
星がぐるっと繋がってサークルみたいに見える写真等は、だいたい2時間はシャッター開けっ放しですね。
疲れますよ、退屈で(笑

 

写真を見て下さいね。

10枚の写真を合成
先ずは、10枚の連続して撮影した写真をコンポジット(合成)した写真です。
これはLightroomとPhotoshopで現像、合成しました。
Lightroomである程度Raw現像をしまして、10枚の写真を選択して、他のツールで編集⇒Photoshopでレイヤーとして開くを選択します。
その後、10枚の写真がPhotoshopの右下の画面に表示されます。
そこでShiftキーを押しながら10枚選択します⇒普通と表示されているところで、比較(明)を選択します。
すると画面に上の写真が表示されます。
クッキリハッキリとした写真ですが、もう少し空気感等を感じる写真がイイかなって更に編集をします。

 

合成写真、コンポジット、光を捉える
これが完成写真です。
フィルムっぽい感じの仕上げとうか、屋形船がのんびり進んだ後の空気感みたいな感じを川面に残すようなイメージですね。
300秒のドラマ、そんな事考えながら仕上げました。

 

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