今回は、群馬県安中市にある東邦亜鉛安中製錬所の夜景撮影をしました。JR安中駅は夜に行くとまるで要塞専用の駅に見えました。それだけ東邦亜鉛安中製錬所は巨大で、また駅のすぐ裏山に立っているので異様な光景、景色に見える。車で行くと遠くからでも存在感を感じ、ワクワクしてきましたよ。
歴史ある工場、東邦亜鉛安中製錬所
実に、この地に工場ができたのは、1937年(昭和12年)ということで、戦前にできた凄く歴史ある工場なんですね。
今でも周囲にはなにもないけど、当時はもっと何もなくて、凄い光景だったのでわって想像しますよね。
当初は、日本亜鉛精錬所株式会社として設立してその後社名が変わったそうです。
この要塞ただモノではないと思いましたが、凄い歴史ある工場なんですね。
東邦亜鉛安中製錬所を撮影にゆくなら
私は仕事が終わりそのままここに来ましたが、すでに真っ暗で要塞だけが浮き上がっている状況でした。
もう一度行くなら、明るい時間に行きたいですね、徒歩にて周辺を散策して撮影スポットを探してみたい工場です。
製錬所ですから、よく見るとクールな配管やタンクが沢山あるので、昼間のうちに行き、夕暮れから撮影をしたいですね。
今回の撮影機材ですが
カメラはNikon D850です。
レンズは、ニコン・AF-S NIKKOR 24-70mm f2.8E、AF-S Nikkor 58mm f/1.4G、AF-S NIKKOR 70-200mm f2.8Eの三本と、
三脚はGitzo マウンテニア3型ロング、自由雲台、レリーズ
現地に行き気が付いたのは、安中駅前の歩道橋から撮影すると、安中駅のロータリー等にある街灯がかなり明るい、スローシャッターで撮ると、光のおばけですね。
巨大な光芒のライトに写ります。
角形のハーフNDフィルターを持って、手持ちでフリフリしながら撮るのも良いかもしれませんね。
駅正面から撮影すると、結構明暗差が凄くて難しい~って感じました。
安中駅正面から東邦亜鉛安中製錬所を撮影。
この角度からですと、手前の街灯が超明るい、ホワイトバランスオートだと結構緑色に色被りを起こしましたのでPhotoshopでその辺をレタッチしている写真です。
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安中駅の柵の所から撮影
ここからもかなり緑色被りしたので、Photoshopでレタッチしております、残念なのがこの程度の光でゴーストが出てしまうNikon Nikkor AF-S NIKKOR 24-70mm f2.8Eレンズですかね、以前から感じてましたがこのレンズ、ナノクリスタルコートでゴーストに強いはずですが、結構ゴーストでますね。
そういえば、この後フィルターを変えたんですね。
Carl ZeissのUVカットフィルターです。かなりゴーストが出なくなりました。
きっとこの時迄使っていたフィルターにも問題があったのかもしれないと思います。
少し歩いて別アングルからの東邦亜鉛安中製錬所を撮影
ここは工場の横にある立体交差で下にはJRの線路ですね、よくこの道路を使って車のライトの光跡と東邦亜鉛安中製錬所を撮影している写真を見かけますが、私は遅い時間に行ったので、残念ながらほとんど車が走っていなくて、暫く粘りましたが、残念ながら雨も降りだして断念しました。
ここでは癖の強いレンズ、AF-S Nikkor 58mm f/1.4Gで撮影しましたが、このレンズは絞ると癖がまったくなくなるのです。
まだ私が夜景撮影を始めたころでして、今ならもっと図々しく(笑、工場に近づいたり、駅の中に入って撮影したり(駅員さんに了解とれれば)とかしたいと思いますね。遠くからでは寂しいかなって感じたのでした。因みに、安中駅のロータリーには無料駐車場があります。
便利ですよね!