こんにちは、今回は映える夜景の撮影方法を解説してゆこうと思います。夜景は当然ですがロケーションが大切、スカイツリー等の高い所から撮影すればそれなりに美しい光を沢山捉えた写真が撮影できますね。夜ですからいかに沢山の光を取り込むかがポイントになります。そこでお勧めなのが長秒露出(スローシャッター)long exposure、撮影となります。絞り値を上げて街灯をウニに様に光芒を出す方法も素敵ですが、その瞬間自分の目の前にある数秒、数十秒を捉える、それがスローシャッター撮影の楽しみですね。
長秒露出、スローシャッター、long exposure、夜景撮影
ISO感度を下げてシャッター速度を遅くすする、通常の1/125秒とかではなく、1秒とか5秒とか30秒といった具合にシャッターが開く時間を長くすることですね。
これはフィルム時代からある撮影方法です、天体写真が一番有名ですね。
風景写真で長秒露出(スローシャッター)を使い撮影すると、例えば川の水面や海面が平らに写すことができます。
そこに船が通れば、船の光跡を捉える事ができて、臨場感が生まれたりします。
他には、滝や渓流の水をミストの様に捉えたりといった事ができます。
映える写真、幻想的な写真になりますので、是非トライしてみて下さいね。
長秒露出、スローシャッターで写した夜景写真のご紹介。
NIKON(ニコン)D850、デジタル一眼レフカメラ使用
使用レンズ | Nikon(ニコン)AF-S Nikkor 70-200mm f2.8E ED |
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焦点距離 | 70mm |
絞り値 | f/16.0 |
シャッター速度 | 10秒 |
ISO | 64 |
この写真は、10秒露出で撮影しました。海面を平たんにして幻想的な海にしたかった。そしてそこに屋形船が浮かんでいて、レインボーブリッジをを強調できるように撮影をしてみました。
Photoshopで仕上げてますが、レインボーブリッジを強調するために、四隅は少し暗く仕上げてます。夜景写真の場合、シャドーを上げなければそこに映るのは黒い、暗い景色ですから、明るい所を強調するために四隅を暗く仕上げてます。夜景の場合強調したい所以外は捨てても良いのかなって感じる事があります。
AF-S Nikkor 70-200mm f2.8E
このレンズは、とても性能が素晴らしい1本です。
価格も高価ですが、撮影した写真はとても美しくて、癖も無く素晴らしいレンズだと私は実感してます。また、ニコンの望遠ズームレンズでは唯一レンズの素材にに蛍石を使用しているので、クリアで美しく光を捉えてくれます。Af-s Nikkor 24-70mm f2.8Eには使用されていません。
どんなシーンでも期待に応えてくれるレンズですね。
新品で買うにはかなり予算が・・・しかも今はミラーレス一眼レフに各メーカーが移行しているので買いにくいレンズかもしれませんね、でも中古ではかなり価格も下がってきていますので、中古で購入する事をお勧めします。ニコンのレンズはとにかく故障が少ないので中古でも安心して購入できますね。
マウントアダプターを使えば最新のミラーレス一眼レフでも使用できるのが嬉しいですよね。
カーボン製三脚
夜景を撮るには、とにかく三脚が必須になります。そしてレリーズですね。レリーズって有線の物からメーカーで販売する無線のリモートまで沢山発売されてます。価格も数千円から数万円までありますが、私は有線の安い物をつかっています。充分使えますのであまり高価なメーカー純正のレリーズは必要としません。
Nikon D850、D750、D780クラスになると、レリーズがなくてもカメラの機能で撮影可能です、タイマー撮影ですね。
タイマー撮影等考えると、三脚はアルミ製よりカーボン製が良いと思います。理由はアルミ製は振動が収まるのに時間が必要ですが、カーボン製は振動が収まるまでの時間がとても短いです。重量も軽いので、持ち運びに便利です。
街中の夜景撮影でしたら充分小型の物でも使えます。星系写真や、滝の写真等を撮影する場合は中型の三脚がお勧めです。自然環境は厳しいのでしっかりした三脚が必要ですね。
でも持ち運びを充分考えて三脚は選んでくださいね。