今回はレンズ4本持って撮影会に参加しました、AF-S Nikkor 35mm f/1.4G、AF-S Nikkor 58mm f/1.4G、Ai AF Nikkor 85mm f1.4D IF、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDです。
ニコンが言うところの3Dハイファイレンズフルセットですね。
一般的にはAi AF Nikkor 85mm f1.4D IFは除外されますが、このレンズの設計が元になったと言われてます。ROHS⑩マーク付きとついていないレンズがありますが、付いていないレンズは鉛ガラスを使用してますよ、私の8514Dは製造番号が30万番台で一番製造数が少ないレンズです、別にレアモノってわけではないと思います。
ピントが合った部分からなだらかにピントが崩壊して立体感を強調するって言えばよいでしょうか、そんな事を意識して撮影をしてますが、開放ばかりで撮ると単なるレンズレビューになるので、少し絞りながらの撮影です。
※当サイト掲載写真はクリックで拡大表示されますので、大きな画像で見て下さいね。
カメラはニコンD850です。
Ai AF Nikkor 85mm f1.4D IFでポートレート撮影。
ニコンでは85mmレンズが沢山ありますが、私がなぜAF-S Nikkor 85mm f/1.4GでなくAi AF Nikkor 85mm f1.4D IFを使っているか?って疑問をもたれた方もいると思います。
85mmに関しては古い8514Dを愛用されている方がとても多い事をご存知ですか?
まずは2枚です、この日はあいにくの曇り空、空はプラチナ色、照明はついてますが、学校の階段ですので、窓からの弱い光だけが頼りです、絞りをあけて1/3段絞りでf1.6、ISOをいつもは64を100にて撮影です。
3Dハイファイがしっかりと表現されていると思いますが、いかがですか?
1枚目は左側の目(右目)にピントをあわせているのですが、右側の目(左目)辺りからピント崩壊が始まってますよね!溶けるようにボケが連続してゆくのがご理解いただけると思います。
実は、Ai AF Nikkor 85mm f1.4D IF制作時には3Dハイファイという言葉使われてなかったんです、ただこのレンズの設計が元で他のレンズに影響を与えたそうです。
ブラックボディーにホワイト文字で、とってもクールなデザインのレンズです。
中古で、65,000~90,000円が相場ですので、気に入った方は購入検討をしてみてくださいね。
因みに、今回のポートレート撮影会はJpeg-Fineで撮影してます。
Raw現像はしてません。(バックアップでRAW保存はしてます)
D850のような超高画素カメラで女子を撮影すると、肌がかなり厳しい表現になりますよね、ですのでカメラの設定で調整します。
ポートレートモードで明瞭度を下げます、そしてニコンの場合肌色が綺麗ではないと言われてますので、色合いをマイナス方向に調整して何枚か確認しながら撮影ですね。
ホワイトバランスですが、グレーのカード持って行きましたが、スマホアプリで色温度を測りながら調整、色も微調整しながら撮影をして確認をしました。
さて、面倒な話はこれくらいで、表情豊かな綺麗可愛いモデルさんのゆずこちゃんの写真を見てください。全部、Ai AF Nikkor 85mm f1.4D IFです、足でズームですね(笑)
表情豊かで綺麗可愛いゆずこちゃんギャラリー
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Ai AF Nikkor 85mm f1.4D IFでポートレート、まとめ
中望遠レンズの入り口の画角ですので、背景が綺麗にボケますね。
今回のモデルさん(暫くこのモデルさんの写真です)ゆずころもさん、通称ゆずこちゃんですが、ヘアーサロンのモデルしてたり、アパレル系のお仕事の経験があるからでしょうか、とても礼儀正しくて、しかもお話をちゃんと中高年にもあわせてくれる、素敵な女性でした、優しさが笑顔にでてますよね。
そして、この後も記事を書きますが、表情がとっても豊です。
今までもポートレート撮影をしてきましたが、こんなに豊かに表情を変えるモデルさんは初めてですね。
暫くは、ゆずこちゃんで撮影の勉強をさせて頂こうと思いますよ!
さて、Ai AF Nikkor 85mm f1.4D IFはいかがでしょうか?
中古ですから当然f1.4の大口径単焦点レンズとしてはコスパが良いです、またコンディションが良いレンズを今ならまだ買うことができます。
私のレンズと、ゆずこちゃん同じ年かもしれません、20年以上経過しているレンズですから、でも外観に傷一つないです。
3Dハイファイの入り口のレンズ、鉛ガラス使用で、どことなくしっとりした感じが素敵なレンズだと、私はいつも感じて使用してます。
お勧めのレンズですね!