黄色い橋、蔵前橋の夜景写真をブライトでクリアカラーにレタッチ
隅田川にかかる黄色い橋、「蔵前橋」です。大好きな黄色い橋ですが撮影した写真はなんだかぼんやりしていて、スカイツリーもぼやけてるし、でも今回はレタッチありきで撮影(RAW)したのでこれで良し。それではこの写真を使って、スッキリ、クッキリ、ブライトな夜景写真にレタッチしてみようと思います。素人レタッチですのでプロの方はスルーしてくださいね。
レタッチの目的と使用ソフト
今回は、レタッチが目的でRAWで撮影しました。
そこで、Adobe,Lightroomでトリミングと大まかに仕上げて、Adobe Photoshopで最終仕上げを行ってます。
そこで、Adobe,Lightroomでトリミングと大まかに仕上げて、Adobe Photoshopで最終仕上げを行ってます。
レタッチの目的は。
- 黄色をもっとレモン色の様な鮮やかで綺麗な色にしたい。
- 夜空の色を青く仕上げたい。(色温度を5200k⇒3000k)
- スカイツリーをハッキリさせたい
こんなイメージを頭に入れてレタッチをしてゆきたいと思います。
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まずはAdobe Lightroomの設定
まずはAdobe Lightroomで大まかにイメージしながら基本パネルで調整をしました。
大きく変えたのはホワイトバランス(WB)・色温度ですね。
この写真に関わらず、夜景写真は色温度を下げるとかなりイメージが変わります。
夜空が綺麗なブルーになったり、ギラギラしたライト等もスッキリしたイメージになります
いつもは、撮影現場でWBをかなり調整するのですが、今回は一人で夜の撮影で枚数も沢山撮りたかったので、Nikon Z7のWBは自然光オートに設定しております。
それなので、記録色のニコンでは目の前に見えている色が表現されてます(元画像)
後はお好みで調整してみてください。
ここでは、かすみ除去や明瞭度はいじりません。
大きく変えたのはホワイトバランス(WB)・色温度ですね。
この写真に関わらず、夜景写真は色温度を下げるとかなりイメージが変わります。
夜空が綺麗なブルーになったり、ギラギラしたライト等もスッキリしたイメージになります
いつもは、撮影現場でWBをかなり調整するのですが、今回は一人で夜の撮影で枚数も沢山撮りたかったので、Nikon Z7のWBは自然光オートに設定しております。
それなので、記録色のニコンでは目の前に見えている色が表現されてます(元画像)
後はお好みで調整してみてください。
ここでは、かすみ除去や明瞭度はいじりません。
これで、ほぼ仕上がりだと思いますが、今回はもっと黄色を薄く爽やかなイメージにしたいと思います。
また、空の色も微調整をしたいと思います。
また、空の色も微調整をしたいと思います。
Adobe Photoshopで最終的な仕上げをしました。
レタッチ、Adobe Photoshopでの流れは上の画像を参考にしてください。
この順番で作業を行います。
- Photoshop で画像を読み込む、背景
- 背景をCtrl+Jでレイヤー1を作成
- レイヤー1をCtrl+Jでレイヤー1のコピーを作成、ハイパスフィルター用
- 塗りつぶし調整レイヤー新規作成>特定色域の選択
- 塗りつぶし調整レイヤー新規作成>トーンカーブ
背景をCtrl+Jでレイヤー1を作成
ここでは、レイヤ-1はなにもせず、更にCtrl+Jでレイヤー1のコピーを作成します。
ハイパスフィルター処理後にこのレイヤー1の種類を「スクリーン」に変更して
不透明度を50%にします。
不透明度の数値は自分のイメージに合わせて設定してください。
※ハイパスフィルター処理後にこの作業は行ってください。
ハイパスフィルター処理後にこのレイヤー1の種類を「スクリーン」に変更して
不透明度を50%にします。
不透明度の数値は自分のイメージに合わせて設定してください。
※ハイパスフィルター処理後にこの作業は行ってください。
ハイパスフィルターの設定
レイヤー1のコピーにハイパスフィルターをかけます。
手順は、メニュー欄、フィルター>その他>ハイパス….です。
設定画面、半径は5~10位です、今回は10ですがお好みイメージで設定してください。
半径の数値をあまり上げてしまうと画面が粗れてしまいますのでご注意ください。
種類をハードライトにしました、オーバーレイやソフトライトでもOK、お好みで選択して下さい
※この作業後、アンシャープマスクをかけてます。
フィルター>シャープ>アンシャープマスク
手順は、メニュー欄、フィルター>その他>ハイパス….です。
設定画面、半径は5~10位です、今回は10ですがお好みイメージで設定してください。
半径の数値をあまり上げてしまうと画面が粗れてしまいますのでご注意ください。
種類をハードライトにしました、オーバーレイやソフトライトでもOK、お好みで選択して下さい
※この作業後、アンシャープマスクをかけてます。
フィルター>シャープ>アンシャープマスク
特定色域の選択
カラー:イエロー系を選択して、シアンを+39としました。
ここもお好みで設定してください。
カラー:ブルー系を選択してシアンを100%
カラー:シアン系を選択して、シアンを+40%
この様に設定しました。
黄色は更に明るく綺麗なレモンカラーになり、夜空も蒼が綺麗になったと思います。
ここもお好みで設定してください。
カラー:ブルー系を選択してシアンを100%
カラー:シアン系を選択して、シアンを+40%
この様に設定しました。
黄色は更に明るく綺麗なレモンカラーになり、夜空も蒼が綺麗になったと思います。
トーンカーブで全体の明るさ等を補正
RGBはこんな感じで設定しました。
シャドー部を少し下げて、ハイライト部を少し上げてます。
シャドー部を少し下げて、ハイライト部を少し上げてます。
ブルーを調整しました、夜空の色を微調整するためです。
トーンカーブもお好きなイメージで調整しますが、微調整しながら行ってくださいね。
トーンカーブでは、写真をマッド仕上げにしたりもできますし、輝度マスク等でもかなり使います。
基本は、トーンカーブだけで仕上げてもOKなので、色々調べて試してくださいね。
トーンカーブもお好きなイメージで調整しますが、微調整しながら行ってくださいね。
トーンカーブでは、写真をマッド仕上げにしたりもできますし、輝度マスク等でもかなり使います。
基本は、トーンカーブだけで仕上げてもOKなので、色々調べて試してくださいね。
レタッチ後、完成写真がこちら
Lightroomで仕上げた状態より、橋のライトの光が繊細になり、黄色もかなり綺麗ですっきりしたと思います。
隅田川の橋はどれも綺麗に整備されてます。
東京オリンピックの影響で、隅田川にかかる橋は綺麗に改装整備が行われて、今が最も美しい状況ですね・
川沿いは遊歩道になってますからのんびり散歩しながら撮影をしたりできて最高です。
今回私は、隅田川に来る前夕暮れを晴海ふ頭で迎えて撮影をしてました。
本来は隅田川エリアだけで来るべきですね、ちと欲張りでした、撮影終了は1時を過ぎてました。
このエリアはビジネスホテルも沢山ありますので、浅草等も寄っての撮影旅行に最適なエリアです。
また、屋形船や水上バスが頻繁に行き来する隅田川は、三脚持ってスローシャッター撮影にはとっても適してますね。
お勧めの撮影スポットですね。
川沿いは遊歩道になってますからのんびり散歩しながら撮影をしたりできて最高です。
今回私は、隅田川に来る前夕暮れを晴海ふ頭で迎えて撮影をしてました。
本来は隅田川エリアだけで来るべきですね、ちと欲張りでした、撮影終了は1時を過ぎてました。
このエリアはビジネスホテルも沢山ありますので、浅草等も寄っての撮影旅行に最適なエリアです。
また、屋形船や水上バスが頻繁に行き来する隅田川は、三脚持ってスローシャッター撮影にはとっても適してますね。
お勧めの撮影スポットですね。