昼間の写真を夜景写真に仕上げる方法、Lightroom

こんにちは、今回は日中に撮影した写真を夜景写真にする仕上げ方法をご紹介します。日中といいましても11月の15時過ぎ、少しだけ陽が傾いたときに撮影をした写真です。日光男体山を背景に昔からあるお土産屋さんのを撮った写真です。このまま夕焼け前の色、そして男体山の紅葉の色を鮮やかにするのが普通だと思いますが、このお土産屋さん半世紀以上はここにある老舗です、なんかもう少し強調して、ノスタルジック感をだしてみたいと思い、今回の夜景写真仕上げをやってみました。Lightroomですので、誰でも簡単に出来ると思います。また下町の風景にも合うかもしれません、ご参考にしてくださいね。
それでは、Lightroomでやっていきます。

 

昼間の写真を夜景写真に仕上げる方法のご紹介

まずは元になる写真から見て下さいね。

 

元画像

 

山の日暮れは早いので、そろそろ暗くなりそうですが、この写真、紅葉の時期なので鮮やかに仕上げるのが普通ですよね。
ですが、今回は夜景写真に仕上げます。
風景写真では主題があり副題がありといった感じで構図を決めて撮影しますが、今回の写真はその辺りのコンセプトがハッキリしてませんよね。
そこで夜景にしてお土産屋さんを主題にしてみます。

 

Lightroomの基本補正

それでは、Lightroomの基本補正からやっていきます。

 

Lightroom,基本補正

 

 

露光量を-1.46と、ぐっと下げます。
ここでは色温度を7500(日陰)としてます。
かすみ除去を40にしてます、雲が強調されますが必然的に全体の画質は暗くなりますのでシャドーや、ホワイト、露光で微調整をします。
効果を使い四隅を暗くして額縁効果を出します。

 

カラーグレーティングとHSLで色の調整

 

 

カラーグレーティングは色々使える便利な機能です、今回の設定は色々な写真に使えると思います。
好みに応じて、中間色も弄って見て下さいね、今回私は未調整です。

 

 

HSLに関しては、今回は色相は未調整です、彩度、輝度を調整してます。この機能は被写体により変わるので色々試してくださいね、今回の写真はこの設定です。

 

円形グラデーションを2か所にかけます。

一つ目の円形グラデーションはお土産屋さん内部を明るくして古い電球色のような色合いでかけます。

 

 

色温度を上げます、露光量を上げます、カラーをオレンジ色系にします。
同じことをしますが、今度はお土産屋の店先と道路を照らすために円形グラデーションをかけます。
調整は同じでも良いですが、色々試してみてください。

 

 

 

完成写真、日中の写真を夜景写真にしてみた。

・ビフォー
元画像

 

・アフター

 

今回は日中の写真を夜景写真にという目的でLightroomでRAW現像とレタッチをして仕上げてみました。アイディアの一つとしてご参考になればと思います。
更にここからPhotoshopを立ち上げて、明暗差や色合いをブラシ等を使い仕上げるともっと面白い仕上がりになります。
それでは、今回はこの辺で。

 

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